とかじ歯科のインプラント治療
20080428131251_3.jpgインプラント、オールセラミックによる審美治療、レーザー治療などが、多くの歯科医院HPで最先端の治療として取り上げられ、勧められています。これらの治療はいずれもが自費診療の治療であり、自費率を高めるために多くの歯科医院で取り上げられているのです。私はこれらの最先端の治療は、あくまでもひとつの治療手段として考えています。それよりも虫歯や根の治療、歯周病などの基本的治療をきちんと行うことの方が重要であり、それをきちんと出来ないドクターが最先端の治療の治療をいくら取り入れたとしても、良い結果は得られないと思っています。


とかじ歯科ではインプラントを下記に示した場合に適応として考え、お勧めしています。
  1. 欠損部の隣接歯が、まだ1度も治療を受けていない天然歯の場合(治療例その1

    インプラントにすることで、天然歯を削らずに保存することが出来ます。
    隣接歯がすでに治療を受けている歯の場合は、ブリッジにした方が治療期間は短く、コストも安くすみます。

  2. 後方もしくは前方に支えとなる歯が無く、義歯以外の方法を望まれる場合(治療例その2

  3. 歯周病によって歯が失われてしまった場合(重度歯周病治療例

    歯周病で歯を失う場合は、中〜重度の歯周病の方に多くみられ、そのため残存している歯牙を支える骨も十分に残っていません。このような歯に義歯を入れて負担をかけることは出来るだけ避けるべきです。インプラントを入れることで、咬合力を支える部分が増えるので、このことは残存歯牙を守ることにもつながり、より良い予後が期待出来るようになります。
上記の適応であっても骨の状態が悪い場合や、全身疾患の問題がある場合は、インプラントをお勧めしない場合があります。

 
インプラント治療の流れ
1 検査

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インプラントを行うにあたっては、術前の検査が非常に重要です。お口の歯型を取らせていただいて、最終的にどのような噛み合わせを作っていくのかを検討します。インプラントの埋入位置や本数が決まりましたら、ステント(左写真)と呼ばれるものを作り、レントゲン検査を行います。
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レントゲン検査では骨の状態はどうか、インプラント埋入部分の周囲組織(神経、血管、副鼻腔など)との関係はどうなっているかなどをチェックします。必要に応じて、左写真のようなCT画像も撮影させていただき、より詳細な分析をしていきます。

2 インプラントの埋入手術


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 1 局所麻酔をします
 2 ドリルにて骨を切削 3 インプラント埋入
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 4 ヒーリングキャップ
   術後の口腔内写真
 

3 土台(アバットメント)の植立と仮歯による経過観察

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 5 アバットメント植立
 キャップ除去時口腔内 植立後の口腔内写真

4 最終補綴物の印象

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 6 印象用キャップ装着
 7 トレーでの印象採得
8 補綴物の制作 

5 補綴物の装着とメンテナンス

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 9 最終補綴物の装着
  装着後の口腔内写真
 10 定期的メンテナンス

インプラント治療に必要な治療期間の目安
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治癒期間は個人差があり、骨の状態や噛み合わせの状況など、様々な状況によって変わってきます。あくまでも最短での目安としてお考えください。

 
I T I インプラントについて
I T I インプラントはスイスのストローマン社製のチタンインプラントで、1974年から臨床応用されています。インプラントのフィクスチャー表面は、「SLA」(Sand-blasted Large-grit Acid-etched)というストローマン社が独自に開発した形状が付与されており、このことが短期間の骨との結合「オッセオインテグレーション」を実現させています。

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インプラントにはバリエーションがあり、埋入する部位に応じて使うインプラントの太さと長さを選択していきます。
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ø3.3
ナロー
ø3.3
レギュラー
ø4.1
レギュラー
ø4.8
レギュラー
ø4.8
ワイド
 
SLA.jpgインプラントの長さはSLAの付与された部分が、6mm,8mm,10mm,12mmの長さのものがある。
審美的要求のある前歯部には、より高い位置までSLAが付与されたインプラントが用意されている。(左図のSP)
抜歯即時埋入用にテーパーのついたタイプのインプラントもある。(左図のTE)
ITIインプラントの成功率は、治療実績に関する調査記録では96.7%の非常に高い成功率となっています。

 
インプラント治療例(その1)
右下6番が歯根破折のために抜歯になったが、両隣接歯が健全歯であったため、インプラントによる補綴を希望された。

埋入後の口腔内

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印象採得

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補綴終了時の口腔内

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インプラント治療例(その2)
右下6、7番が欠損の片側遊離端症例。義歯を作ったが、違和感が強くて使用できず、そのままにしていたため、上顎の大臼歯部がわずかに挺出してきている。インプラントによる補綴を希望された。

治療前の口腔内(2003.01.20.)

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治療後の口腔内(2008.01.08.)

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インプラント治療前後の口腔内

右下5番の遠心に削り込まれていた義歯を固定する凹み(レスト窩)は修復してある。

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右下の欠損部の原因が歯根破折であったことから、夜間使用してもらうマウスピースを制作した。

制作したマウスピース(ナイトガード)

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マウスピース装着時の口腔内

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