全顎補綴治療例
66歳の女性。歯ぐきの違和感と出血を気にされて来院。メタルボンド、ゴールドクラウンなどにより、全顎にわたる補綴がなされている。

初診時口腔内(2002年8月28日)

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初診時レントゲン写真

歯周病の問題はないが、補綴物は全顎にわたって不適合で、プラークが蓄積し、それが原因となって歯肉出血と違和感を来していると思われる。根管治療の不良の歯や根尖病巣のある歯も認められる。
いくら良い材料の物であっても、プラークの蓄積してしまう不適合な補綴物では、病気を作るもとになってしまう。大事なのは、補綴物の材質ではなく、適合、機能的な形態、与えられている咬合関係といった補綴物の質である。

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バイトウイングによる臼歯部のレントゲン写真。不適合なクラウンが入っていることがわかる。
これでは患者さんはいくら時間をかけて磨いても、プラークを取り除くことは出来ない。

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治療終了時口腔内(2003年5月21日)

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治療終了時レントゲン写真

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以前の根管治療時には、ラバーダムを使用していなかったため、患者の希望により失活歯は再度根管治療を治療を行った。
左下は支台歯にかかる負担を考慮して、延長ブリッジではなく、インプラントにより補綴を行った。補綴物の適合が改善されたため、歯肉の状態は改善し、出血もなくなった。