義歯による補綴治療例
56歳の女性。右上および左下のブリッジの歯ぐきがはれて痛むため来院。上下顎とも、義歯を支えていたブリッジがぐらぐらして、物がかめなくなった。歯周病が原因で歯がぐらぐらしていることは、知っていたが、歯周病に関しては何ら治療を受けていない。歯周病を治療せずに、義歯を入れると、どうなってしまうかを示すケースである。左上の犬歯は、かなり下方に挺出している。

初診時口腔内(2005年8月14日)

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初診時レントゲン写真

ブリッジの支台歯の注意には骨が無くなっている。下顎の1-2番の間にも垂直性の骨吸収が認められる。上顎犬歯と左下犬歯は不適切な根管治療を受けており、根尖病巣が認められる。

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初診時歯周検査

右上と右下臼歯部のポケットは10mmをこえており、ブリッジ全体が動揺している。赤はBOP(プロービング時の出血)を示す。下顎前歯以外は全て抜歯することとなった。

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補綴終了時口腔内(2006年4月13日)

下顎前歯は歯周治療後、メタルボンドブリッジにて一体化固定をはかり、局部床義歯の鈎歯とした。上顎は金属床の総義歯、下顎はRPIのキャストパーシャルデンチャーにて補綴を行った。

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補綴終了時レントゲン写真

右下犬歯は歯周ポケットからの感染により上行性歯髄炎をおこし、根管治療を行った。

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歯周治療前後の骨の変化

骨吸収の認められた右下2番はだいぶ改善してきている。

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