お口の健康について
日本人の平均寿命は80歳と世界一を誇っています。しかしながら、80歳の人のお口の中 には平均で8.2本しか歯が残っていません。ここで一度思い起こしていただきたいのは、私達の臓器はその人の寿命とともに存在するモノがほとんどだという ことです。目は老眼になつたといつても、その機能を全く失う人はごくわずかです。脳・肺・肝臓・耳・手指など、全て私達の寿命と共に生きています。当然歯 も生涯の中で失うべきモノではないはずなのに、なぜ失われてしまうのでしょう。
歯を失う原因をみてみると、その多くが虫歯と歯周病(歯槽膿漏)で失われています。(円グラフ)年齢別には30歳までが虫歯でそれ以降は歯周病 が主な原因となっています。したがって、この2つの病気を予防することが出来さえすれば、生涯自分の歯でかむことは夢ではありません。
磨いていても虫歯になってしまう人、毎年のように歯科医院に通っている人、歯の質が生まれつき弱いと思っている人、あきらめないで下さい!。私たちの考え方を正しく理解していただき、歯の健康を望む人であれば、誰にでも病気は予防できるのです。

20070215172454.jpg

次に虫歯、歯周病と年齢との関係を見てみると、右のグラフにあるように若い人は虫歯が多く、30−40歳くらいから歯周病が増えて、虫歯は少なくなっていきます。その理由として、
1)子供の時は、歯がまだ生えたばかりで、歯の表面が成熟しておらず、虫歯になりやすいこと。(唾液やフッ素によって耐酸性の表面が作られていきます。)
2)30−40代からだんだんと体力が衰え、それに伴って免疫の力も弱くなり、歯周病の発病を許してしまうこと。
が、関係していると考えられています。