2007年06月01日
虫歯と歯周病の原因
虫歯と歯周病の原因は何ですか?とお聞きすると、多くの方が「歯垢」、「歯の汚れ」、「お砂糖」、「食べかす」などとお答えになります。本当の真犯人は、「お口の中にいるばい菌(細菌)」です。この細菌さえいなければ、いくら甘い物を食べても、歯を磨かなくても虫歯や歯周病にならないことは、動物実験で証明されています。
お口の細菌は400種類以上知られています。1人のお口の中には通常150種類以上の細菌が住んでおり、互いに共生し、ひとつの社会を作っています。400種類のうち、虫歯菌、歯周病菌として知られているのは、ともに10種類程度です。残りの大多数の細菌は直接悪さをしませんが、虫歯菌、歯周病菌とともにプラークという細菌の集合体を作ります。実は虫歯菌、歯周病菌はこのプラーク状にならないと、病原性(病気を起こす力)を発揮できないのです。ですから、このプラークを歯から取り除くことこそが、予防なのです。
細菌はプラーク1g中に約100億匹、だ液1ml中に約1億匹存在しています。