歯の神経、および根の治療
20070215165730.jpg 歯の神経の治療で最も大切なのは、内部に侵入した細菌の除去です。そのときに必ず必要になるのが、ラバーダムというゴムのマスクです。これは、細菌の巣であるお口の中から治療している歯を隔離して、治療中に新たな細菌が中に入らないようにするためのものです。(左図)根管内は体の中で唯一、免疫機能が十分に働かない場所なのです。それは免疫細胞であるマクロファージや白血球といった細胞たちの供給経路である血管の入出経路が根尖に限定されていることが、大きな理由です。そのため、ほんのわずかな量の細菌が残存もしくは進入しただけで、根の先に炎症が起こってしまいます。お口の中はばい菌の住み家です。
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ラバーダムをしないで根管治療をする事は、手術を手術室ではなく、ゴミ置き場でするようなものだと思ってください。ラバーダムを行って治療した場合とそうでない場合とでは、治療成績が10倍違うことがわかっています。もちろん使う器具も毎回、滅菌したものを使用しています。
根の内部という見えないところを治療していきますので、顕微鏡(左写真)を使って治療していきます。これを用いることで、今までは見逃していた神経の管や 根の奥の汚れ、問題点なども新たに見つけることが出来るようになり、治療の成績が向上します。1回の治療時間はおよそ1時間です。

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左の写真は根の治療に使う機材です。ひとりひとりこのような滅菌をしたパッケージを使い、ばい菌が感染するのを防いでいます。